NAS

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本日のお客様は、「バックアップ用のNASがおかしい。データは大丈夫だろうか。」というご依頼です。

NASを確認すると、HDD2本でRAID1が組まれており、1本が故障でRAID構成が壊れている状態でした。一般的な対応だと、その壊れたHDDを入れ換えてRAIDを再構築します。が、今回はNASを使い出してから7~8年経っているので、動いているHDDも壊れる可能性が高く、NAS本体も交換時期が来ているので、NASを入れ換える事になりました。交換するのはNASではなく外付けHDDを利用します。バックアップなので、いつも動いている必要はありません。外付けHDDは、最近、容量が多くなって安くなってきているので、バックアップには持って来いです。

バックアップ方法も変更しました。今までは、毎日、夜2時にフォルダやファイルを丸々同じ状態にする同期バックアップを取る方式でしたが、これからは、同期バックを取りながら、世代バックアップも取る方式に変更しました。1週間分とりますので、間違えて消してしまったファイルや、上書きしてしまったファイルに気付くのが遅れても1週間以内なら取り出せます。世代バックアップの日数は、データ容量と外付けHDDの容量を見ながら変更できます。ついでに、担当者のPCにバックアップドライブのショートカットを用意し、いつでもバックアップにアクセスし易いようにしました。

以前は、バックアップにアクセスするのに、先ず、サーバーにログインしないと利用できず、そこからNASにアクセスする必要がありました。その為、よく分からないのでバックアップは利用されていませんでした。今回の変更で、データ関連のミスで無駄な時間を取られずに済むようになるはずです。

また、バックアップを利用することで、自然とバックアップが取れているか確認する事ができます。使ってないと、機器が壊れていても気づきにくいです。実際、バックアップ用のNASが壊れてバックアップが取れていないまま数か月が経っている事がありました。NASは部屋の奥まった棚の中にあって、誰も気づく人はいませんでした。

データ消失は恐ろしい程大きな損害を出す時代になりました。容量が大きくなり、消えるときは一瞬です。バックアップの確認をお勧めします。