パソコン豆知識 ~もっさり解消編~
パソコンを新しくしたのに、何かもっさりしている。そんな経験はないですか?
「Core i7じゃないから失敗だったかな」
「新品だから壊れている訳ではないみたいだし」
などと思いつつ、色々調べてネット情報を元に設定を変えても駄目だった。
「前のパソコンの方が動きが良かった」
ネット情報は古い情報を纏めているだけだったりするので効果はほとんどありません。もっさりしている原因はWindowsの新機能です。それら機能の影響でWindowsがメモリ喰いになっただけではなく、処理能力も取られています。それらは有料である事が多く、事ある毎に勧誘ページを表示して、いつの間にか利用するよう仕組まれています。
BitLocker-記憶装置の暗号化
今は買った当初から暗号化されています。BitLockerはPro版しか使えないのですが、CドライブはHome版でも暗号化されています。暗号化されていると、記憶装置とのやり取りで、暗号化と復号化を絶えず行います。これが原因で動作がもっさりします。
解除方法
Pro版
home版
OneDrive-クラウドソフト
普通に初期設定をするとOneDriveを利用するようになっています。OneDriveはネット上に用意された記憶領域にファイルのコピーがあって絶えず同期しています。この処理で動作がもっさりします。
なお、デスクトップなどのデータは、C:¥users¥ユーザー名\OneDrive\desktopに移動しています。
クラウドソフトが二重
OneDriveが入っているのを知らずに別のクラウドを利用している事があります。二重でもっさりします。業務などで使っているクラウドを入れる時はOneDriveを切った方がいいです。
- GoogleDrive
- DropBox
- など
ウイルス対策ソフトが二重
マイクロソフトが用意しているDefenderは、別のウイルス対策ソフトが入っていると動いていません。が、他社のウイルス対策ソフトは二重に入るものがあります。起動障害を起こしたり、激重パソコンになります。お試しで入っているソフトは必要なければアンインストールします。
- HP Wolf Securityとウイルスバスターなど
重いウイルス対策ソフト
- ウイルスバスター
- マカフィー
- ノートン
- など
メーカー添付の色々なソフト
家電量販店で売っているパソコンは初心者向けなので、お助けソフトや試用版ソフトがテンコ盛りです。ただでさえ不足気味になりやすいメモリを食っています。直販海外メーカーは少なめでしたが、最近は増えています。